素材

2012/01/10

美しい発色~絹クロス

昨日は成人式でしたね。

去年の息子の成人式を思い出してしまいました。。。

先行き不透明な政治の話が続く日本ですが、若者たちが希望を持てる社会となりますよう。

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年末、事務所掃除をしている時に、久々に取り出しウットリしていたサンプル・・・

ubushinaの絹布紙(絹クロス)。

絹ならではの発色が美しいクロスです。

絹糸100%の織物に越前紙を裏打加工してあります。

クロスですが、今回はフスマ紙として使用しました。

0110

 艶のある色味が空間に差し色として効いています。

室内に射し込む光の当たり方で、微妙に見え方の変化する上品なフスマとなりました。

 

 

 

 

 

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2011/09/16

左官いろいろ~モロッコ漆喰タデラクト

機会があれば採用してみたいと思っていた素材、タデラクト(これについては、こちらをどうぞ

ユニットでの設計で採用することになり、ついに先日現場で施工が行われました。

左官の大森さん(右)と古川さん。RIMG7436RIMG7439

 

 

 

 

 

設計で採り入れる上で、よく理解していない部分があり、設計中に何度か大森さんに相談に乗っていただいたりしながらの採用。

タデラクトはモロッコ漆喰。原料は石灰、そして磨く・・・となると、私は日本の「大津塗り」と近いような気がするのですが、これとはまた少し違うようです。

水場で使える、むしろ濡れていた方が良い状態らしく、今回は洗面台とシャワーでの使用です。

テラゾーっぽくもあり、なかなか表情のある仕上げは味があり、また是非採用してみたい素材。

ご自宅で採用されたい方は、是非ご連絡を(笑)

RIMG7540 

過去の左官シリーズ

左官いろいろ~クスノキ石灰


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2011/07/15

日本建築研鑽会~江戸からかみ

関東も梅雨明けした週末、民家再生協会で江戸からかみの見学会がありました。

場所は上野の「東京松屋」さん。西は京都の「唐長」ならば、東は「松屋」。

西から入ってきたものなので、「唐長」と似た柄も多数あり、正直なところ「京からかみ」と「江戸からかみ」の違いって?と思っていました。

もともと、からかみは中国から伝来した模様のある紋唐紙(もんからかみ)をお手本にして、平安時代に国産化したもの。版木の文様を和紙に写し取る、木版摺り師は「唐紙師」と呼ばれ、伝統の技術を今に伝えています。

江戸と京都の違いは、和紙に色粉を乗せる際に使用する糊。京のひめのりという「でんぷん糊」に対して、江戸は「こんにゃく糊」。

そして版木のサイズ。

江戸の大火や関東大震災、そして東京大空襲などで度々版木を燃やされてしまっている江戸からかみは、小さな版木から襖に貼りやすい幅広の版木へと移行していきます。それまでのからかみは1枚の襖に12枚のからかみを貼らなければいけなかったのですが、幅広になったため大判を摺る事が可能に!そして幅が広い分、文様も大きく、おおらかな柄が増えたとか。

そして私はてっきり、普通の木版画のようにバレンでこするのだと思っていましたが、なんと!手摺りなんだそう。

和紙に文様を手で写し取る、まさに手仕事。

5代目江戸ッ子の唐紙師、「小泉幸雄」さんに実演していただき感激しきり。手でする直前に、ご自分の頬を撫で手の湿度を調整する姿も、日々の仕事を感じるものでした。

今回の予定にはなかった、「ワークショップ」。小泉さんの粋な計らいで天保11年の版木を使用し、からかみ師体験をさせていただきました!

もう、ワクワク。胸躍る至福の時間♪

そっと押えるように摺っていくと、和紙に松の文様が写し取られていきます。

使わせていただいた版木は、浜離宮に昨年復元された「松の御茶屋」内でも使用されており、翌日は松の御茶屋見学で同じ版木を使用した唐紙の壁も拝見してきました。(この話はまた後日)

からかみは襖での利用とばかり思っていたのですが、壁紙のようにも使用できるのでアイデア次第で使い方の幅も拡がります。和好きなお客さまに出会う事があれば、是非提案したい素材です。

20110709からかみ 
 
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2011/07/07

土の力~土壁の魅力02(半田)

今回のユニット仕事の中に「蔵」があります。Handa01 
内部に土壁を使用していますが、本物の蔵とは違い塗り厚は耐力壁分の7cm程。

外部はモルタル下地を作り、その上に漆喰仕上げなので、「蔵もどき」ですね。

最終仕上げの前に、「半田(はんだ)」という、土と漆喰を混ぜたものを下塗りとして使用するそうです。ちょっと土っぽくて、いい雰囲気。

「このままの方が好きだなー」という私に、左官の加藤さんが「たまにそういう、変わった人がいるんだよね」と言っていましたが、「半田(はんだ)仕上げ」というものはあり、もっと普通(?)に左官仕上げのようです。

私はこの、ラフな感じがたまらなく好き。

密かに、いつか外壁をこんなラフな半田仕上げにした建物を手掛けてみたいと思っています。

このラフさも、ついにお別れ(笑)。

現場では、仕上げの土佐漆喰の作業が始まりました。

Handa02 
 
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2011/06/27

左官いろいろ~クスノキ石灰

ユニット仕事のプロジェクトは、外観がだいぶ進み内装工事が始まろうととしています。

今回、RC造の外壁で使用するのは、水硬性石灰のクスノキブーム。

先日、現場では左官の大森さんがクスノキ石灰の塗り指導に来て、試し塗りを行いました。

Kusu01 Kusu02

日本の漆喰は「気硬性」ですが、こちらは「水硬性」。ローマ時代から使用されている石灰と同じだそう。今回のプロジェクトでは、同じ敷地内に私が担当させてもらっている木造棟があり、こちらは「土佐漆喰」。

和の漆喰と洋の漆喰。どちらも趣があり、良い感じに仕上がってきました。

 Kusu03 
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2011/06/24

ワクワク、タイル選び♪

設計当初より、施主と共に大変気に入っていたタイルがありました。

平田タイルの「ペルソナ」。

ありそうで、無さそうなタイルは和とも洋ともつかない感じが、施主もお気に入り。お互い一目ぼれで、タイルに合わせてカウンター材を決めたと云っても過言ではない程。

と・こ・ろ・がっ。

悲しいお知らせが・・・まさに貼るばかりの状態に近づき、発注をかけてもらおうと思ったところ、昨年、製造中止となって廃番品になっているとか。

土壁の家は施工に時間がかかるので、こういう事も要チェックですね。

普段、タイルは飽きのこないモノを使用したいなと思っているのですが、今回は別荘という事もあり、少し柄ものも選びました。合いそうなタイルを数枚選び。

先週現場で施主確認していただき、決定したもの。

貼り上がりが楽しみです。

 S-01 
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2011/04/29

木材に色を着ける~灰汁(あく)塗り作業

谷を眺めるアトリエの外壁は、板張り。

元設計は杉板+ウッドロングエコ(木材防腐含浸材)だったのですが、工務店さんの提案でサワラ+灰汁(あく)塗り仕上げとなりました。

杉からサワラへの変更は、減額なのか?甚だ疑問な所なのですが、ここは工務店のご厚意に甘えるという事で・・・

ですが、灰汁塗りは施主施工。

という事で、体験好きな私のお手伝いという名のワークショップ!

灰汁は天然の防腐材にもなり、木材の経年変化で起こる「シルバーグレー」化を最初から採り入れる事が今回の目的でした。

20110426murakami
 
まずは灰を水で溶きます。それを木表にしておいた板材にデッキブラシでゴシゴシと・・・・

張っていくと見えてしまう小口にも、塗っていきます。その後天日で干して、一日の作業が終わりました。

本当は乾燥後に、余分な灰を落とす作業があるのですが・・・・今回はそのまま張るとの事。

今回は施主お一人でしたので、工務店の監督さん達にも手伝っていただき、夕方には完了。

正直・・・・平屋で良かったと思いました(笑)。

最初は楽しかったのですが、終了間際は腰が痛くなっていました(中腰作業が多いから?)。それでも、施主のMさんが病みあがりにも関わらず、熱心に作業されるのを見て全部やってしまおう!という気持ちに。

天日干しされる板材を眺め・・・帰り際にMさんが「こんなに皆で頑張って建てるのだから、沢山活用して楽しんで使いますね。」と嬉しそうにおっしゃるのを聞き、心地よい達成感に包まれました。

シルバーグレーの外壁材、張られるのが楽しみです。

※灰汁はアルカリ性なので、素手で触らないでくださいね。

過去のワークショップ系記事はこちら

木材に色を着ける~古色塗り

大工手仕事~ちょうながけ

 古今東西しっくいいろいろタデラクト

材木屋の原点?木挽き(こびき)職人

8月の漆喰体験

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2011/03/28

狭小地を楽しく暮らす~オンドさんの月島の家

よく晴れた昨日、暮らしと家のミーティングも兼ねてアトリエオンドさんが設計した月島の家の見学をさせていただきました。

中央区の密集地、7.5坪程の小さな住まい。

区の防災計画の一端で、セットバックにより道路斜線がかからずに10mの高さまで可能な地域だそうです。路地を入っていくとモダンな白い住宅が現れます。

スキップフロアを上手く使い、延べ床面積以上にたくさんの空間を堪能できる、オンドさんらしい住まいでした。

キッチンに私も一度使用してみたいと思っていた、ランタンタイルを発見!!!施主の奥様がご自身で選んでこられたそうです。やっぱり私も使いたいなーと再認識です。

RIMG6619 RIMG6621 

設計段階で前面道路の狭さや、敷地条件の厳しさを聞いていたのですが、小さな空間をモノともせず、楽しく暮らせそうな工夫がされていました。

途中、お施主さんのお子さんのお友達と思われる小学生が興奮気味に見学に来て、キャッキャッと喜んで階段を駆け上っていく姿が印象的でした。

外に出て、上を見上げると外壁から飛び出ている腕・・・・?

この路地側からの電気の引き込みを電力会社が計画しているそうで、電柱や引きこみポールではなく、ここから電力の供給を受けるそうです。狭あい道路のような狭い道路で、電柱が林立するよりも、建物さえ安全に建っていれば災害時の事も考えると、合理的な気がしました。

RIMG6685 
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2011/02/28

建築知識ビルダーズ!!

つい先日、「建築知識ビルダーズ」の最新号が届きました。

←何故か画像がありません(涙)

旧正月前日に建築知識ビルダーズ主催の「素材巡礼」の見学会に参加していたのですが、今号にその様子が掲載されているのです。

素材巡礼シリーズは建築家伊礼智さんと巡る、素材に感謝する旅。

今回は伊礼さんのセミナーと建物見学、そして日本ベルックスのワークショップ見学。

ベルックスの方の天窓に対する熱い想いに感動すると共に、遮熱性能の高くなった商品に目からウロコ。今まで、天窓は北側のみと考えていましたが、これなら南面に採用する事も可能だと関心を深めました。

そしてそして、今回の楽しみの一つでもあった伊礼さん設計の小住宅の見学は、小さな空間の中に住まう事の楽しみを満載した素敵な住宅でした。

既に住まわれている住宅なので、この小さな空間にどのように暮らしているのかも拝見できて、とても参考になります。細やかな設計の気遣いは、こうして活かされてるのだと、どこを見ても見飽きません。

それにしても15坪の小さな家に30名程の大人が入り込む絵って、異様ですよね。伊礼さんとお施主さまのご厚意に感謝!です。そしてビルダーズの美人編集長にも!

建築知識ビルダーズは、建築知識の妹分(弟?)だそうです。

美人過ぎる編集長のKさんが編集されています。美人過ぎる編集長のブログはこちら(笑)。

 RIMG5336 RIMG5327

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2010/11/07

土の力~土壁の魅力-01

美しい小舞が隠され・・・土壁の下塗り、荒壁塗りが終了しました。

下塗りが終了したその日・・・辺り一面に拡がる発酵臭。どこかに牛舎でも?と、周囲を見渡したくなった程です(笑)。

今回の荒壁用の土は、わらスサを入れ練ったものを夏前に現場に搬入していました。充分に発酵された土は、粘りが出ています。

昨年、自主施工で蔵移築をされている方の所へ土塗りに行きましたが・・・これ程匂いがなかったので、ちょっと驚き。都会の真ん中では施工出来ないのでは?と素朴な疑問が沸き起こりましたが、東京23区内でも施工されているそうです。

陽の当たり具合や、風の通り具合で乾燥具合も変わり、室内の風の抜け方がよくわかります。

ところで構造材を表しにする時や土壁の時は、電気類の配線に設計段階からかなり神経を使います。RC造の現場打ち込みのようだなと感じていたのですが、いざ現場が始まると・・・RC造の現場打ち込みの方がラクかもしれないなぁなんて。

RIMG3129RIMG3370

 

 

 

 

 

写真は土壁下塗りの塗りたて(裏返し塗り前)と、少し乾燥し始めた所。

この後、貫の部分には貫伏せと云うワラをかぶせながら、更に土塗りをする作業があります。

木造防火の安井さんのお話では、土壁は4cmあれば30分の防火性能があるそうです。準防火地域の2階建てならば、充分に使用できますね。都内の皆さま、いかがでしょうか(笑)。

ちなみに、耐力壁としては土壁の厚さが7cm以上必要です。

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2010/10/05

木材に色を着ける~古色塗り

ワークショップ次回は【古色塗り】と、書いておきながら・・・

かなり時間が経ってしまいました!

熱海の現場は無垢材の表わし。

今回は「古色塗り」としました。

◎古色塗りとは・・・柿渋に顔料など(松煙など)を混ぜた塗料のこと。

かなばかりの確認の際、工務店さんの事務所にてサンプル作り。

木材の種類によっても色の乗り方が違うので、欅・杉・松などなどに塗ってみます。

__ 
 調合を控えるのを忘れずに(笑)。

柿渋+顔料(松煙、べんがらなど)の配合で色味もかなり変わってしまうので・・・

試しにオイルを混ぜてみたら、しっとりして良い感じに(特に欅がっ!)。

・・・・が、今回は「柿渋+べんがら+松煙」としました。

濃い色の梁や柱も素敵ですが、個人的には柿渋のみの木材の色がとても好きです。

そんな訳で蔵棟は小さい空間という事もあり、柿渋塗りをお勧めしてみました。

柿渋は渋柿の汁を発酵させた、古くから使われる自然塗料。

これのみで使用すると、着色されているのか最初はわかりません。

だんだんと色が現れてくるかのように、発色します。

今回は木材に塗ってきてもらいましたが、現場で塗布では未塗装との判別が付きづらく・・・・時間が経って、変色していないところを発見!なんて事もあるそうです。(施主施工した友人談)

そして蔵内部。やっぱりいい感じ♪

Kura その他のワークショップ記事はこちらをどうぞ

 大工手仕事~ちょうながけ

 古今東西しっくいいろいろタデラクト

材木屋の原点?木挽き(こびき)職人

8月の漆喰体験

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2010/09/29

木造の勉強会様々~MOKゼミ

木造の勉強会は各地にたくさんありますが、大阪でMOKスクールを主宰されている三澤さん夫妻が、東京で少人数で行っているMOKゼミ。

先月はつくばで見学会が行われ、Jパネルを利用した木造住宅の見学会に参加してきました。

Tukuba 
 Jパネルってこんな使い方もあったのかーという工夫と共に、床下の温熱環境を室内と同等にする工夫なども参考になりました。

今月は都内で小さなゼミ。

三澤文子さんの「心安らぐ安全な家とは。」、安井昇さんの「火事から守る安全な木の家のつくりかた」の2講座。

毎回感じますが、阪神大震災を経験された三澤さんの言葉には説得力があります。

そして安井さんは木造防火の研究開発や、設計をされている方。近山スクールなどで、お話を伺ったこともあり、都内で木造3階建てを考える時、私はよく安井さんの話を思い出します。

今や準防火地域でも、木を多用した3階建てを建てる事は可能になってきました。燃えやすいと思っている「木」も、その燃え方をデザインすることで使用できる事。外部に格子を利用することで、延焼を防ぐことも可能な話。(暮らしと家のオンドさんが記事を書かれていたので、省略します。詳細はこちらへ。)

安全な木の家を建てるには、構造・防火両面から考えていかなければいけないと、改めて感じた講座でした。

そして木好きの私には、たまらないお誘いを受け・・・

今からワクワク♪

行って来たら、またご報告しますね。

 

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2010/09/27

竹小舞~美しき下地材

Komai1 
現在進行中の物件は、伝統構法。

木造の軸組に筋交い(よくある、バッテンの木材のこと)を使用せず、代わりに貫(ヌキ)という材を横にいれています。

耐震を考える時、壁倍率という壁の仕様によって変わる倍率を使っているのですが、貫を入れるなら面材(壁の仕様)に合板は構造的に考え方が違うと思い(書くと長くなるので、省略します)、今回は土壁を使用します。(土壁は軸組み工法でも使用可能です、念のため。)

とは云え、土壁の設計は初めてです。

ワークショップで土塗り体験はあるので(ブログアップしそびれてます)工程の流れ自体は把握しているのですが、現場で発酵させている土を見ると、「まだかな~」と楽しみになってしまいます。

そんな土のお話はまた今度ですが、どんな左官にも下地は必要となり、今回は耐力壁にするための土壁という事で、下地は「竹小舞(タケコマイ)」となりました。

何それ?という方も多いと思います。

古~い家の壁が剥がれて、格子状の木のようなモノが見えているのをご存知の方、それが竹小舞です。

「木小舞(キゴマイ)」といって、木材を使用することもあるそうで・・・・

竹を専用の道具で割き(写真を撮り忘れる失態!)、壁となるところに編んでいきます。

使用する竹にも切り旬があるそうで、11月~2月が良いとか。

木材の切り旬とほぼ同じ?

この日は中間検査もあり(静岡県では、4号建物でも中間検査があります)、無事終了。

ほっ。

そして、やっぱり光を透過した竹小舞の美しい事!

このままにしておきたい・・・密かに思う私です。


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2010/08/31

夏の黄昏、現場事務所便り~竹小舞始まりました。

もう9月になると云うのに、異常な暑さが続きますね。

自宅のエアコンが壊れたり、諸々忙しく・・・・つい先週に救急車のお世話になってしまいました(汗)。

幸い、大した事がなかったのですが、皆さま暑さには気をつけましょうね。

RIMG2800

熱海の現場事務所は古いRC造のアパート。

下の階からは近隣の家しか見えませんが、現場事務所のフロアからは見事な景色。

現場よりも良い眺めかも・・・(苦笑)。

打合せ最中にふと横を眺めると・・・・美しい眺めに心を奪われます。

写真撮りたいなーと思いつつ我慢していたら・・・誰かが網戸を開け「いい景色ですね。」と。

その隙に写真を撮った設計者です。

さて、現場はRC造の配筋が進み、施工図チェックの打合せ。

RIMG2794

木造棟は竹小舞がいよいよ始まりました。

組み上がった、光を通した竹小舞が早く見たいなぁ(土塗りになってしまうのですけどね)。

 

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2010/03/10

新たなる素材との出会い~建材展

昨日、現在仕事を一緒に行っているTちゃんと、暮らしと家のメンバー「いいひ」さん「オンド」さんらと共に、ビッグサイトで開催中の建材展に行ってきました。

普段は一人で足早に見て回る事が多いのですが、今回は日程が合った事もあり。

建築に対するスタンスは同じでも、デザインコンセプトや施主層の違いなどから、使用する素材や構造材は設計者により様々。一人では素通りしたかもしれないブースに立ち寄る事になったり、知ってる素材を紹介したり。

新たな素材との出会いもあり、いつもより新鮮な建材展でした。

私のイチオシは、北海道産のプライウッド製品。

積層合板の間に色紙をサンドしたもの。

色のチョイスもなかなか微妙な選択で、カラフルだけれど落ち着いた雰囲気は是非一度使ってみたいと思わせる素材でした。

保育園の家具にもいいなぁ・・・と、いろいろアイデアが浮かびます。

帰りは雪!!!

今年の東京は、雪が多いですね。

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建築・建材展は

2010年3月9日(火)~12日(金)

東京ビックサイトにて

合わせてLED展も開催されています。

LEDの進歩は目覚ましいものがあります。


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2010/01/31

なぜ、いま木の建築なのか~人工林は、木の畑!

木の建築フォラム主催の「木材塾」全4回の講義が昨日終了しました。

講義は東大名誉教授の有馬孝禮先生。

有馬先生の著書を使用しての講義でしたが、木材の基本的な話から現在の日本の林業の状態、使い時の木の話。

そして循環型社会としての木材の利用と、それを支えるための方策など。

本自体も読みやすく、わかりやすいのですが、本に書ききれなかった先生の想い、その解説なども交えての講義は毎回興味深く、楽しいものでした(徹夜明けで1回休んでしまい、聞き逃した回が心残りですが・・・)。

先生のお話を伺っていて、「木は生き物」だけれど、死んだモノ(死んだ細胞)を生きたモノ(生きてる細胞)で支えている生物。という捉え方をする事が不思議でもあり(聞けばその通りなのです)、初回に「長所は短所、短所は長所。それを理解して提案してくのがプロ」というお言葉に、とても感銘を受けました。

昨日の講義を聞いていて、自分が今まで興味があって受けてきている講義や、信じて進めていきたいと思っていること・・・などが、つながっている事を感じ、何とか進めたいなと。そして、きっと、もっと努力が必要なのだろう・・・と感じました。

その後の懇親会は、東大農学部内のレストラン「アブルボア」内にて。

おこわのお店らしいですが、この日はメニューにはない?ディナーコースを堪能しました!昨年9月にオープンしたばかり、の空間で、受講生の方達と交流を深めてきました。一般の人も利用できるらしいので、是非。

そして、その有馬先生の講演会が3月27日にありますので、興味のある方は是非どうぞ。

「今、なぜ木造建築か」-木材の視点でみる

開催日時:3月27日(土)13時から17時

会場:工学院大学 0514教室

会費:4,000円(フォラム会員3,000円)

申し込み先:NPO木の建築フォラム事務局(申し込み用紙はこちら

 

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2010/01/24

ミニマムな間取り

Ogawa

以前、お仕事を一緒にさせていただいた小川建設さんからお誘いいただき、本日オープンハウス見学に行ってきました。

狭小地に建つ、木造3階建ての住宅。

設計はメジロスタジオさん。

そぎ落とされた空間は、シンプルで潔い生活ができそうです。多勢見学されていましたが、お子さん連れのご夫婦が「機能よりも見た目を重視したって事だね」とつぶやいていたので、つい耳ダンボ状態に(笑)。

美しく暮らすには、あまりモノを出さずに必要最低限のみの露出にした方が良いのですが、それには日常のハレとケを使い分けるというか、雑多な生活感を醸し出すモノを隠す(笑)場所も必要です。

けれど、狭小地でミニマムな間取りを迫られると、その「ケ」をどうするか・・・・

そこをよく、私たち設計者は「モノを持ち過ぎる生活をやめて、必要なものだけの生活にしましょう」なんて、お話するのですが・・・言うは易し(笑)です。

私にも、捨てられないモノがあります。やっぱり。

今日、見学させていただいたお宅は、たぶん2階のリビングが「ハレ」で、3階が「ケ」となるのだろうなぁと推測しますが、私の友人の中にも著名な建築家設計のマンションに家族4人、生活感をうまく消しつつ見事に暮らしている子がいるので、暮らし上手は整理上手だなぁと思っています。

今日のお宅は外壁に樹脂入りモルタルという、普通は仕上げの一歩手前で使用する素材+撥水剤という仕上げをされていて、発想の柔軟さも感じました。

写真はインターフォンの上を照らす照明。

この灯りがポッと灯る風景も、見てみたいなと思います。

メジロスタジオさん、小川建設さん、そして公開くださったお施主様、ありがとうございました!


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2009/09/08

古今東西しっくいイロイロ、おススメ自然素材タデラクト!

タデラクトってご存じですか?

モロッコしっくいとも云うのですが、マラケシュ石灰を使い、

石と黒石鹸で仕上げていく伝統的な左官のことなのです。

艶がでて撥水できるため、水廻りでも使用する事が可能です。

日本のしっくいとの違いは、

◎ 若干の水硬性と気硬性(日本のしっくいは気硬性といい、

  空気に触れて硬化します)

◎ スサ・フノリなどのバインダー不要

  (天然の接着剤のようなものです)

◎ 浴槽・洗面ボウルなどの直接水を張るような所での使用可能

  (各種、条件によります)

以前から興味があり、使用してみたいな・・・と思っていたのですが、

なかなか機会がなく・・・・

メーカーに問い合わせて、条件が合わずに断念した事もあり・・・

そんな中、クスノキブーム(NHL)という水硬性石灰を使用するため、

メーカーサイトを見ていたところ、タデラクトの文字が!

こちらでも扱っているのかーと読んでいたら、「講習会」の文字も。

これは行くしかないでしょー(笑)と、

一緒に仕事をしている、Tちゃんと行って参りました。

当日の講師は大森基伊さんという、情熱溢れる左官職人さん。

今回はタイルを作製しました。

~タデラクトのできるまで~

01_2 ◎ 下地に使用するタイルに、

   NHLを塗ります。

  (ここまでは、

  用意していただきました)

 

ここに、刷毛で水を含ませます。



04_2





◎ 石灰に混ぜる、顔料。

  これは、その一部。

  ブルー系はお高いそうですよー


05_2

◎ 顔料を混ぜます。

 (そういえば・・・

 日本の消石灰は水を加えたら

 発熱したけれど、

 これもするのかなぁ。)

06

 これを先ほどのタイルに

   塗ります。

  そして左端に映っている木ゴテで

  押さえます。

07





 ◎ その後、小さな金コテで

 更に押さえ・・・

 下地が水分を吸ってくれるので、

 しばらく放置。

08





 ◎ タデラクトを磨くための、石。

 磨く面は平らになっています。

 

 どれも天然石ですが、

 「ニコタマ」産もあるとか(笑)

11



 ◎ 石で押さえていきます。

  途中、大森さんの判断で

  スクレーパーのようなモノで

  押さえて水分を出したり・・・

10





  黒石鹸登場!

 

オリーブなどで出来ている、

 エステなどでも使用しているような

 石鹸だそうです。

 これを水で薄めたものを、

 刷毛で塗り、石で磨いていきます。

14



 

 

 

◎ 完成!!!

 



 

実は、私は最初の下地の水加減を多めに塗布してしまい、

更にモロッコ漆喰を多めに盛ってしまい(他の方より厚め)、

水分が抜けずに、講座中は2テンポくらい作業が遅れていました(泣)。

完成写真は翌日のもの。

さっそく、ミーティングに持って行き、タデラクトを熱ーく語ってきました。

そして、なんと!

次回の施主打ち合わせのプレゼンに、このサンプル(シロウト作品ですが)を

持っていくことに・・・いいのだろうか。

でも、使用できるといいなと思っています。

ご自宅に、取り入れてみたい方はご連絡くださいね~

 

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2009/09/04

材木屋の原点?木挽き(こびき)職人

 8月に民家の学校の同期でもある、木場のひでしな商店さんの計らいで、

木挽き見学をさせていただきました。

木挽きとは、大鋸(おが、おおがとも呼ぶようです)を使い

Oga1_2

大木を挽いていく技術のことです。

Kobiki01

今回、木挽きを披露してくださった職人さん。

有名な木挽き職人の林以一さんのお弟子さんだそうです。

Kobiki06_2Kobiki04

墨かけの様子と、体験をしたひでしな商店の若旦那。

職人さんのように、思ったように挽けなくて苦笑いとか。

 さて、木挽きって何のためにあると思いますか?

単純に考えると、今は機械で製材できるのだから単なる伝統技術の継承?

実は私も数年前まで、そうなのでは・・・?と思っていました。

または、大鋸で挽いた目の美しさを見せるため?などと・・・

勉強不足ですね。

【木挽きとは】

 確かに昔は、機械製材が出来なかったので、

製材技術の一つとして発達してきました。

 一昔前・・・家を建てるのに必要な材木は、

家の裏山の木を使っていました。(地産地消)

必要な分を伐り出し、そしてそこで木の目を見て製材をする・・・

そうすると、家を建てる人がいないときは仕事がなくなってしまうので、

木挽き職人たちが先にカットして店先で売るようになったそうです。

これが、材木屋の原点と言われる所以らしいです。

さて、ここから何故必要かという本題に(前置き、長過ぎー)

 この「目」ですが、よく「杢」というコトバを耳にしませんか?

この木目の美しさは、原木をスライスしていく時に、

どこをカットするかで変わるそうです。

さらに、その美しさを引き立たせるには、木の樹脂が重要だとか。

製材の機械を利用すると、木の繊維を壊すようにカットするため、美しい木の杢を活かせない。

手仕事により、おがくずの量もかなり少なく製材できるそうです。

先日、職人さんに伺ったところによると・・・

 ◎木挽きが全ての木を挽くと、高くつく。

 ◎時間もかかるが、無駄なく木取りできる。

 ◎現代では、木の目を見てカットするところを

決めてあげられる事が一番重要との事でした。

 当日も、丸太の切り口を見て

「ここでカットするのが、一番美しい面を見せられる」

と墨付けを見せてくださいました。

今回見せてもらったのは、白檀という高価な木でした。

全てを挽くわけではなく、何枚かに挽いてから製材所に持って行くと聞き、

「もったいなーい」と思った私たち。

この大鋸の挽き跡は、見えなくなっちゃうのかーと、残念。

 仕事では、あまり銘木を使うことがないのですが、

こういう手仕事を活かせる設計も、やってみたいなぁと感じた日でした。

少しお裾わけしていただいた、白檀のおがくず・・・

 この夏、風が吹くと私の机の廻りに、

清々しい香りを運んできてくれていました。

Kobiki05 Kobiki03



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2009/08/06

8月の漆喰体験

先日、民家関係の方々と、漆喰塗を体験してきました!

Sakan1 とある学校の校舎。

左官仕上げを保護者が行うとの事で、

設計に関わった友人のツテで

参加させてもらいました。

 

Sakan3

何年か前に、左官は施主施工という

現場があり、その際に施主ご夫妻と

一緒に左官作業をさせてもらった

経験はあるものの・・・

  

今回は色漆喰。

漆喰の原料である、消石灰

顔料・砂・つなぎを混ぜ合わせてもらい、

ネタとします。

Kote

これを鏝で塗っていくのです。

←MY鏝!!!

左官屋さんいわく・・・

「うちの調合したネタは、

塗りやすいよ~」とのこと。

確かに、もっちりしていて

塗りやすいネタでした。

Sakan2 漆喰仕上げも、

表面が金コテ押えのように、

ツルツルした質感もありますが、

今回はラフな仕上げです。

写真の納まりは、塗るのが大変で、

皆でぼやきながらの作業(笑)。

自分が設計する場合の、

良い勉強にもなりました。

漆喰は空気中の二酸化炭素を

吸いながら、

徐々に硬化していくのですが、

古民家修復などで古い民家に入ると、

   

まだしっくいが100%の硬化をしていない事がよくあるそうです。

それだけ、じんわりと、時間をかけて硬化していく・・・

生きた素材とも言えます。

もちろん、再生可能。

もっと使用したいですね。

   

さて、MY鏝も用意してしまった私たち・・・

左官屋さんに褒められ、楽しくなってしまいました!

が、一日きりの作業だからこそ。

翌日は軽ーい筋肉痛(笑)。

職人さん達には、頭が下がる思いです。

でもでも、塗れるところを、無意識に探している自分がっ!

今後、施主で「左官は自主施工」という方がいらっしゃったら、

喜んで参加しそうな自分がいます・・・

   

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2009/07/22

素足に気持ち良い~ベランダデッキ完成

お天気の神様が、

梅雨と夏のスイッチを間違えたような日ですね。

部分日食が見れた~と、金沢の友人から連絡がありました。

UPするのが遅くなってしまいましたが、

杉のベランダデッキが完成です!

材料をカットしてもらい、根太とデッキ材を留めていくだけにしたので、

自分で出来る・・・・と思っていたのですが、

父が手伝ってくれると言うので、お言葉に甘え。

インパクト(電動ドライバー)を使用するので、

すぐ終わると思ったのですが、思いのほか大騒音が響き渡り・・・・

事前に管理人さんには伝えてありましたが、

このマンション、中庭には小鳥が集うような静かな環境。

休みの午前中には、申し訳ないかなぁと、

ビス穴を開けてもらって手動でドライバーを回し始めてみました。

ステンレスビスを打つこと数本・・・・杉材だけど、意外と固いです。

よく、現場で南洋材のデッキを使用すると、

大工さん達に「この材料使われちゃうとね~」と言われるのですが

(大変固いので、それこそ先にビス穴を開けてもらい、インパクトでビスを打ちます)、

杉材で良かった~大工さん達、ごめんなさい。

1 2

↑完成したデッキ。

仕事の合間にグリーンを愛でたいと思います。

 

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2009/07/11

杉の比重は軽いのだ~ベランダデッキ材

Photo

事務所懸案事項?だった、ベランダデッキ材が到着しました。

いろいろ悩んだ末、一度使用してみたかった木もちeーデッキを採用。

これを選択したポイントは・・・       

   *土壌汚染をしない保護材(ウッドロングエコ)が製品に塗布されている

   * このウッドロングエコは、木材の表面を酸化させ、

            腐朽菌を付きにくく、腐りにくくする。

   *そのため、ある程度メンテフリー
        

   * 国産材使用
        

   *今の事務所マンションの雰囲気と、このデッキ材の持つ雰囲気がマッチ

こんなところでしょうか。

あ、それから比較的低価格!これ、大事ですね。

作業の手間を減らしたかったので、事前にカットもしてもらいました

(こちらでカットすると、小口にはウッドロングエコを自分で塗る必要が・・・)。

さて、搬入当日の事です。

今回の配送は、佐川さんでした。

この事務所は古~いマンション、EVはありません。

しかも坂道の途中に建っており、[307号]なんて言ってますが、4階分の階段を上がらなくてはいけません・・・・

宅急便屋、引っ越し屋泣かせでは、あります。

しかし、親切な管理人さんが一緒に荷物を運んで下さったりもするので、皆さん何とか暮しています。

(というか、空室はすぐ埋まってしまう人気マンションです)

ところがっ!昨日来た、若いお兄ちゃんは部屋の前まで一人で来て

「荷物が長くて、重くて、ここまでは搬入できません!」と訴え、

そのまま帰ろうとするのです。

ここのマンション、EVはありませんが昔の作りで階段が広いので、入らない訳がないのです。こちらが「入るハズ」と訴えても

「無理。積み込みに5人も必要だったんですから!」

ゴネゴネした挙句・・・・・マンション前に荷物は捨て置かれ、

事務所シェアしているヌンキの菅野さんはボーゼン。

「杉材だから、軽いハズだよ」と、取りあえず梱包を外し、

持ってみると「あら、ほんと」「5人で運んだってウソだね、絶対。」

「ひどいね、私たちが持てるのにー」とか何とか言いながら、部屋まで運んだのでした。

汗、だらだらで・・・・(笑)。

これが南洋材や広葉樹だったら、比重が重いので私たちも無理だったと思うのですが、

幸い杉は比重が軽いので。

ちなみに木の比重ですが・・・

    *   杉は0.38
    *  ヒノキで0.44
    *  マツで0.5
    *  キリで0.3
    *  ブナが0.65
    *  マカンバ0.67
    *  チーク 0.6位

となっているので・・・杉は軽く、ある程度の断熱に富み、そして加工しやすいのです。

裏を返せば、傷つきやすいともいえますが。

そんな訳で、決して私たちがすごい力持ちでは無いということ(汗)で。

デッキが完成したら、UPしますね。





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2009/06/20

そうだ、ショールームに行こう!

ここのところ、ショールーム巡りが続いています。

新商品を一気に見て回るなら建材展が便利ですが、

現物サンプルをじっくり確認するなら、やはりショールームです。

カタログでは、ものすごくいい表情の石やタイルが、現物でガッカリ!

なんて事もままあり・・・・

先日は、大変写真映りの悪い子(笑)に出会いました。

場所はアドヴァン。

カタログでは、目にも留らなかった

(ショールームで、カタログを確認してしまいました!)タイルでしたが、

現物はいい表情~お値段もそれなりに良かったのですが・・・

また、ガスコンロやIHコンロは近くのショールームなどで、

実際の機器を利用してのお料理教室などもあるので・・・

食いしん坊の私には一石二鳥(笑)。

昨日は三鷹の方へ素材を探しに行き、その途中で見つけたカフェ兼ショップ。

                                             Photo_9

● 森のギャラリー・・・カフェはこちら、ショップはこちら

和とシノワズリなインテリア用品や、食器などが置いてあります。

カフェのパンは天然酵母で美味でした。

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2009/06/18

木は好きですか?ワールドビジネスサテライト~昨夜の放送から

昨夜のテレビ東京、

ワールドビジネスサテライトの特集は「森林を生かせ」

日本の森についてでした。

間伐材の利用から、安定した供給を目指して整備を始めた森林組合の様子・・・

去年、一昨年と民家の学校で伺った、天竜の森の事を思い出しました。

輸入材が高くなり始めた今、

国産材に日の目が当たり始めうれしい限りですが、

一過性で終わらずに利用して欲しいと願っています。

そこで昨年のすまい塾卒業制作で訴えた、

私のつたない文章もUPしておきたいと思いますので、どうかお付き合いを。

日本の森を育む家

「構造材は木」

日本の国土の約67%は森林です(保安林等含む)。

森林は光合成によりCO2を吸収しますが、

成長30年くらいをピークにその吸収量が頭打ちになることがわかっています。

また35年以降になると、逆に少しづつですがCO2を排出していきます。

日本は戦後、国策として従来ある広葉樹林を炭焼きし、

住宅建築に向け多くの杉・檜を植林してきました。

ところが今、外材に押され国産材は使われなくなってきています。

そのため林業は衰退し、山守も減ってきています。

森を手入れしていく事は日本の土壌を保全すると言う事。

日本の林業を支え、森の循環を促し、土砂災害を防止する。

長命住宅を木構造で建設し、日本の森を育みましょう。

杉の森を手入れしていけば、

花粉症患者が減るというオマケもあるかもしれません。

NCNすまい塾第1期卒業制作より-(c)スピカ建築工房

来年の着工予定の物件は、東北地方での伐採がおわり、乾燥中です。

SE構造のNCNでも、

国産から松の集成材を一部利用する事が可能でしたが、

どうやら国産杉の集成材利用が可能になるようです。

国産材もいろいろなアプローチがあるので、

こう書くと、国産なら何でもいいのか!と、お叱りも受けそうですが、

まずは知ってもらうこと。

そして利用してもらうこと。そして広めること。

前述の民家の学校で、林業専攻されていた方が

「割り箸でも、集成材でもいいから、国産材を利用して欲しい。

そうでないと、日本の林業は無くなってしまう!」と訴えていたことを思い出します。

私も国産材でのSE構法も利用してみたいと思っています。

興味がある方は、どうぞご連絡くださいね。

森のことを書いていたら、

いいひ住まいの設計舎さんでも、伊那の森林塾の記事をUPされていました!

昨夜は同じ番組を見ていたようです(笑)。

素敵な写真もUPされていますよ。

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2009/05/23

カンナくず、されど・・・

Rimg0090_2

事務所ベランダ用にデッキ材を検討中です。

お客様に紹介できるよう、お試しも兼ねているので、

数社からサンプルを取り寄せているのですが、

サンプルの梱包材にカンナ屑が利用されていました。

この梱包材を利用していた会社は

小川耕太郎∞百合子社という、ちょっと変わった名前の会社です

未さらし蜜蠟ワックスや木材保護材など、環境や体に優しい製品を扱っています

事務所のテーブルもこちらで購入した柿渋、蜜蠟ワックスで仕上げました。

カンナ屑は梱包材として利用され、東京まで運ばれてきましたが、

このまま捨てるのも惜しい気が!

さて、何に使いましょう。

私が思いつくのは、キャンプの時の焚きつけ材なんですが。

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2009/01/14

先人の知恵

Moku1

土曜日に近山スクール番外編として、芝浦工大准教授の蟹沢先生を囲む会がありました。

職人さんや、工務店の研究が専門の方ですが、前回の講義ではラオスの民家の話、日本でも、かつては普通に利用されていた「おが」「ちょうな」などが向こうにもあり、それが利用されている事など、興味深い内容だったのですが、今回は継手の研究のお話なども伺いました。

実験データと共に、実験室も見学させていただき、実験後の破壊された継手も見せていただきました。

数種類の継手の角度などに変数を持たせ、引張り試験を行った結果を見ると、伝統的に決められてきた数値が、科学的にも実証され、理にかなっていることが伺え、本当に興味深いデータでした。先人の知恵とは、素晴らしい!そして、「指しがね」などの大工道具の奥深さにも、改めて感じ入った一日でした。

写真は、実験用に置かれていた木片ブロック。木の目が美しく、どこかで使いたいなぁと・・・それにしても、年輪の密度が木によってかなり違いますね。

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2008/12/10

左官アート!

7日は民家の学校9期生の最後の講座でした。私は午後からの修了式担当スタッフでしたが、朝から行ってお手伝い。

最終講座の「左官」の講義を聞きたく。

今回は、左官造形作家の村尾かずこさんを講師にお呼びしてのワークショップでした。村尾さんはザルと土壁・しっくい壁の材料を利用した作品を作っていらっしゃる方で、「どぞう」という絵本の著者でもあります。Mu

→こちらが村尾さんの作品。

家モチーフもあるけれど、お店の看板などもあるそうです。

漆喰の原料である石灰は、一度焼成し、加水して消石灰となります。そこにスサ・のり・骨材などを入れて出来上がります。空気中の二酸化炭素を吸いながら、徐々に硬化していくのです。

Se_11 Sa Sak Ko 今回は、石灰石に加水するところを体験しました。もくもくと湯気が立ち、小学生の時の白線を思い出した私。(わかります?)

みなさん思い思いに作品を作っていました。スタッフはスペースの都合で見るだけでしたが、1つだけオマケで作らせてもらいました。民家の学校の校長のOさんに似せて・・・本当はもっと細いお顔の方です。

修了式では作品展と投票を行い、選ばれた方には、なんと!村尾さんの作品が賞品として渡されました。これが、本当に素敵なおうちシリーズで、涎垂もの・・・・

是非そのうち、私も村尾さんのワークショップに参加したい!と思っています。

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2008/12/01

近山スクール東京

いいひ住まいの設計舎、坪木さんに紹介していただき、近山スクール東京の受講を始めました。

前回は木造住宅の産業廃棄物のリサイクルに関わるお話と、循環を考えた長寿命住宅のあり方というテーマでした。どちらの講義も興味深く、あっという間に時間が過ぎてしまったのですが、新築で住宅を建設する・・・という事には、産廃の問題もついてまわるという事ですよね。(建てる前、または建てた後に)

産廃になる時の事も考えて材料選択もしなければならないと、切に感じました。今年竣工したお宅では、ウールの断熱材・左官仕上げ・無垢のフローリング・・・・などを利用しましたが、それでもプラスターボードなどのその後の処理が大変なものは排除できませんでした。永く愛されて、大切に住んでいただく事で、産廃も減らす事になるのでは・・・と考えます。

次回、近山は12/6。

興味のある方は、是非どうぞ。

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2008/11/20

天竜の森その2

先日の天竜の続きです。(ほとんど備忘録)

Photo_2

さて、下草刈り体験を終え、間伐体験もさせていただきました。私は去年体験したのですが、あの、木の倒れる瞬間は何とも表現しがたく、1本の木が倒れた後に、ぽっかりと見える空が好きです。

今回は、民家の学校スタッフが考案した「杉とひのきの標本作り」も作成したのですが、出来ればいろんな樹種で作りたい!と感じました。Photo_3

→標本はこちら。

表皮・辺材・心材・葉・実・・・・・と、採取したのですが、ひのきの葉は裏の葉脈が「Y」に見えるそうです。これが「X]だとさわらだとか。自然の造形って面白いですね。

木こりさんのご好意で、切り出した丸太を山の上からワイヤーロープで吊り出す作業を見せていただいたり、山持ちの守屋さんのご自宅(大変古い素敵な民家)見学もさせていただき、盛りだくさんなメニュー。

締めは、去年伐採して埋めた「新月の木」を掘り起こす作業です。私達が見学させていただいた製材所「TSドライ」では、新月期に伐採した木を葉枯らしを行い自然乾燥をしトレーサビリティを行って市場に出しています。「新月伐採」については、まだ科学的に解明されていない部分も多く、賛否両論ではあります。新月期は木のでんぷん質が少なくなるので腐りにくいそうですが、詳しく知りたい方はエルヴィン・トーマの「木とつきあう智恵」を読んでみてください。

そんなこんなで、昨年の木とご対面。左が新月期の木、右が時期を外した木です。新月の木が、絶対腐らない!という事は無いと思いますが、1年経ったこの木は見事に期待通りでした。新月の木はある意味神秘的でもあり、興味もあるのですが、私はTSドライさんの葉枯らし、自然乾燥の方を評価したいなぁ・・・と思ってしまいます。

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2008/11/14

足場板古材

Pb060008_2  先日、事務所移転祝いと、NCNの新サービスの説明を一緒に聞いてしまおう!という企画?で、以前「すまい塾」で知り合った「いいひ住まいの設計舎」の坪木さん、「アトリエオンド」の大島さんが寄ってくださいました。

写真は、その時にお祝にといただいたお花。

事務所の打ち合せテーブルを足場板の古材で作成していたのですが、ちょうど大島さんが「ここのですか?」と、おもむろにカタログを・・・そうです!同じ会社ASHIBAのモノです。今回は無塗装品を購入し、テーブルと本棚としました。

カットもしてもらえるので、DIYにも良いです。知り合いの鉄骨屋さんに足を製作してもらい、車用のアンダーコートで塗装。その後は自分で蜜蝋ワックスと柿渋を練って塗装しました。

柿渋が余ってしまい、他に塗装するところを探しています(笑)。

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2008/11/06

天竜の森を知っていますか?

2 天竜杉をご存知ですか?材木の中にもブランドがあるのですが、天竜杉もそのうちの一つです。

連休は民家の学校7回講座で静岡県天竜市水窪(みさくぼ)へ準スタッフとして行ってきました。今回は下草刈・・・お恥ずかしい事に、下草のイメージがススキくらいの背の高さの!だったのです。

・・・が、自分の甘さを思い知りました。

Photo_2 下草といえど、立派な小木なのでした。しかも茨いちごなど、トゲのある種類が多く、痛いことこのうえありません。「いばらの道」とはよく言ったものだなぁと、妙に感心したりして。

スキーなら確実に上級者コースの斜面を落ちないように・・・転びそうになっても、杉の若木は掴まないで、体ひとつで転がって行く様に(笑)と、山持ちの守屋さんから説明を受けての体験です。

本来はこの季節には行いませんが、程よい気候だったため気持ちの良い汗をかけました。本当の作業は暑さとヒルとの戦いだとか・・・・森は人の手によって、育てられているのですね。

国産材は安い外洋材に押され、日本の林業は衰退していきました。その結果、国産材の価格は急落してしまい、材木として育てるまでのコスト分も回収できない事になっているそうです(山から下ろした時の原価として)。

昨年、天竜で守屋さんのお話を伺い、大変考えさせられました。

海外では森林保護のため、伐採が禁じられている地域もありますが、日本の森林は戦後の政策から生まれた人工林が多く、またちょうど使い時となっているそうです。

森を守るには、適切な伐採や植林などの手入れがあってこそです。治水・環境保全のためにも、国産材を利用する人が増えていってくれるといいな・・・と思いました。

手入れのよくされた、あの美しい森を子ども達、そのまた子ども達の代へと手渡していきたいと思います。      この話は、またつづく。

2008/08/23

古材

またまた先月の話です。

木場にある、ひでしな商店という古材屋さんを訪れました。

現在設計中の別荘で使用する予定の建具を、お客様・大工さんと選びに行ってきたのですが、今回は伝統構法での設計となるため、少し古民家風の雰囲気を出したい・・・という事で、古材利用となりました。

何枚もの建具を出してもらい、現在では手に入らないだろう・・・という、大工さんのアドバイスの下、欅の一枚板戸などを施主に購入してもらいました。その後、その場で採寸。今回は建具ありき・・・なので、プランはあるものの、建具寸法に合わせて柱の位置などを決定します。

木場は海に近いせいでしょうか、暑い日でしたが風が気持ち良い場所でした。

PhotoKeyaki

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2007/06/29

鉄骨にシロアリ?!

ある日曜日、父が近所の畳職人から声を掛けられ、これまたご近所のお宅へ出かけて行きました。

私の父は数年前に引退を決め込み、母と二人で田舎に戻り悠々自適な日々を送る予定でした。ところが母が緑内障を発症し、片目失明・もう片方の視野もどんどん欠けていくので、住み慣れた東京を離れる事を断念したのです。

東京でご隠居か?と思われたのですが、「どこにも属さない何でもできる大工」は重宝らしく、昔のお得意さんから始まり、口コミで仕事がつながり、暇なときには田舎で畑仕事をする・・・という、ささやかな夢もままならない日々となりました。

さて、件のお宅は重量鉄骨造の一戸建。鉄骨なので、地面と1階床レベルがほぼ同じという仕上げだったそうですが、なんと!造作材がシロアリの被害を受けていたそうです。木造ではないので防蟻処理をしていませんし、造作材だけやられてしまったとのことでした。

湿気と結露からシロアリを呼んでしまったようですが、実はフローリングを張り替えたばかりだったとか。父曰く「気づかない施工会社なんて・・・」と。良心的に仕事をしてくれる業者を選ばないと、後々大変です。

湿気対策には、先日の民家の勉強会で珪藻砂という良い商品を教えてもらいました。今回、使用するつもりで検討中です。

2006/11/20

ジャパンホームショー

先日、東京ビックサイトで開催された、ジャパンホーム&ビルディングショーへ行ってきました。

毎年行われている建築材料展なのですが、今回はその中の「エコメッセ」に参加している企業に興味があったので、最終日にようやく。

塗り壁材、塗装材などで、できれば使ってみたいものなども発見。

できるだけ、自然に近いもの(身体に害の無いもの)を使用したいと思いながら、コストの面などから使えないことも多々あったのですが、リーズナブルな建材も見つかり、ちょっと嬉しい気持ちでの帰宅です。目指せナチュラルハウス!

もうひとつの収穫は、ハーフユニット(ユニットバスの下半分です。)でしょうか。何度か検討したことがあったのですが、これまた予算的に使用出来ず・・・

今回、いいものを見つけました!機会があれば、使用していきたいと思います。

それにしても、建材展の多いこと。目的を決めておかないと、どれに行くか迷います。

今週も11/22~11/25の日程でエコビルド2006/IPEC21 2006が同時開催です。

2006/11/07

屋上緑化

マイブームは屋上緑化です。

数年前から気になっていて、スカイフロントコーディネーターなる資格(国家資格ではありませんが)があることも、知ったのですが、今年は日程が合わず、講習会は断念しました。

一昨年、国分寺方面の現場を持っていたときの事です。

中央線に乗車中、屋根を葺いている?ような景色を発見しました。茅葺屋根ではなかったようでしたが、屋根の上に人が乗り、その傍らには大量の草!が・・・一瞬の出来事で、よくは確認できなかったのですが、いつか見に行きたいと思っていたのでした。

そしてとうとう、本日確認することができました!

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