住まいを取り巻く環境

2012/01/13

住宅エコポイント、今月受付開始です

東京は寒い日が続いています。

昨夜の天気予報では、最低気温が-(マイナス)でした!と、驚いていたのですが、東北や北海道では最高気温も氷点下。皆さま、ご自愛くださいね。

こう寒い日が続くと、住まいの中での温度差が気になります。

日本では間欠暖房(各部屋で暖房する局所暖房のこと)の住宅が多く、暖まっている部屋とそうでない部屋との温度差によるヒートショックの事故が大変多いのだそうです。

新築の耐震・断熱性能は云うまでもありませんが、これからリフォームを行う場合も耐震性能と断熱性能を上げる事を必須とするべきだと感じます。

一時中断した住宅エコポイントも「復興支援・住宅エコポイント」として復活。被災地外はポイント数が減ってしまいましたが、従来の断熱材等だけでなく、太陽熱利用システムや節水型トイレ・高断熱浴槽などもポイント対象となります。

受け付けは平成24年1月24日から。

平成23年11月21日着工の物件からが対象です。

P5130051

写真は以前リフォームを行った物件。青森のお客様だったのですが、元々ご使用だった石油のバルカンストーブの効率を上げるため、高性能グラスウールで全面断熱入れ替えを行い、採光と空気の流れを考慮し、回遊性を持たせた開放的な間取りに変更しました。

 

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2011/09/06

未来へ戻れ~Forward to 1985 建設的な退行

Logo02
 「Forward to 1985」

春に野池さんの自立循環型住宅の勉強会に参加した際にこの運動の話を聞き、大変感銘を受けました。

1985年に戻るのではなく、進む。家庭のエネルギー消費量を1985年代に戻すことで、豊かな省エネルギー社会を目指そうとする運動だそうです。

1985年には、まだパソコンも携帯も普及していませんでしたし、エアコンの普及率も低かったようです。(私の実家にも1台だけでした、確か)

今や一部屋に一台!のエアコン普及率ですし、「そんなこと、できるの?」と思われるかもしれません。

家電の省エネ度も高くなっている現在、買い替えで若干の電気量を減らすことも可能ですが、この運動はもっと将来的な豊かな社会を目指しています。

日中はできるだけ照明をつけなくても良いような採光計画。

真夏にエアコンをあまり使用しなくて済む遮熱計画と通風計画のされたプラン。

真冬に太陽熱を室内に採り入れる工夫と断熱計画。

そうして消費エネルギーも減らせたら、素晴らしいと思います。

無理に使わないのではなくて、あまり使わないで済む。

Forward to 1985の公式ページでは、家庭の消費エネルギーを計算し、全国平均と比べることもできます。我が家は4月時点での年間エネルギー消費量は平均より若干低めな位でした(結構、自信があったのでガックリ)。

この夏は扇風機とエアコンを駆使し、LED電球も部分的に使用しているので、もう一度計算してみようかなーと思っています。

是非、皆さんもご自宅の消費エネルギーを算出してみてくださいね。

Foward to 1985の概要パンフレットは1985panf1106をダウンロードしてください。このHPのサイドバーからも公式ページへ行くことができます。

 

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2011/08/23

処暑~暑さは峠を越したのか

今日は二十四節気の処暑。

暑さが峠を越し、涼しさを感じる頃。秋の節気なんですね。

東京はここの所の涼しさから、暑さが戻ってきました。が、本日のうちの事務所は窓を開け放し、エアコン要らず。

風が抜けるので、天井・壁の表面温度は共に28℃で作業も可能です。

先月、リフォームの終了した川崎のお客様宅に伺うと、暑い日だったのですがエアコンも使用せず、扇風機だけで過ごされていました。古い住まいのリフォームは、床を杉の無垢フローリング、壁内をウールの断熱材とし、壁は漆喰仕上げ。天井面を梁現しとしています。

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 ゆるゆると南北に抜ける風と軒の出、西日対策の緑のカーテン。

リフォーム前も夏場はそれ程辛いと感じた事はないと仰っていましたが、杉のフローリングはサラッとして足触りも良く、猫ちゃんもゴロンと寝そべっていました。

放射温度計で計らせてもらったところ、床面は28℃位、壁面は29℃、天井面は31℃(※梁現しのため、天井面が高い)

夏場の日射遮蔽と通風は大切だな・・・と感じた帰り道。

アスファルトの照り返しが熱い!!!と思って歩いていると、急に涼しく感じた箇所が・・・・

良く見ると、足元が「インターロッキング」で舗装されていました。Ond01 
試しに温度を計ってみると・・・アスファルトが56℃!!!インターロッキングが41℃~44℃!その差はなんと15℃です。節電云々言ってる間に、アスファルトの舗装を何とかしようよ・・・と感じてしまった夏の昼下りです。

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2011/08/08

夏向きの暮らしを手に入れよう

東京は肌寒い日が続いていましたが、ようやく夏らしい日が戻ってきました。

今年は暑いけれど節電のためにエアコンを控えている方も多いのだと思います。

かくいう、うちの事務所では・・・・今日はエアコンを使用しています(ごめんなさい)。

エアコン無しの生活を送るには、夏の暮らし向きの工夫が必要です。「自立循環型住宅」や宿谷先生のセミナーなどで勉強していると、ちょっとした工夫でも夏向きに暮らす事が出来ると気付かされます。

私達は室温や気温に目を奪われがちですが、人は室温よりも体感温度で快適さを測る生き物。

風を感じると体感温度が下がり、気持ち良く感じるようにそこには湿度や壁面・天井面などの放射温度も関係しています。
夏の日射を遮り、風を通した生活は日本の伝統的な住宅に昔からあった知恵。
その知恵を現代で活かすのも、それほど大変な事ではないので、出来る事からやってみたいと思っています。

 

○まずは日射を防ぎます。

太陽をできるだけ室内に取り込まない日射遮蔽が、夏の室内の温度上昇を防ぐ大事なポイントですが、太陽高度が高くなる夏は、南に面した部屋はひさしがあれば、比較的日射を防ぐことができるのです。
古くからの日本の民家には、そんな当たり前の工夫がされた軒(のき)の出の深い窓があるのですが、都会の狭小地では庇や軒の出が少ない家も多いので、サンシェードやスダレを利用して日射遮蔽をしてみましょう。
宿谷先生は農業用の寒冷紗が安くてお勧めと仰っていました。(高層階などでは風に飛ばされないよう、紐などでしっかり固定しておく注意も必要です)
また、窓の内側に付けるブラインドやカーテンよりも、外側に取り付ける方が日射遮蔽の効果が高い事がわかっていることから、外部にスダレなどを取りつけるのも効果的です。
夏は朝が早いので東側、そして西の窓にもスダレを付けるのが効果的です。

○つぎに日射しの照り返しを防ぐ。

日射を遮った後は、室内の放射熱や外部からの輻射熱(ふくしゃねつ)をできるだけさえぎる工夫が必要です。
仕上げ材には、その素材そのものが持つ蓄熱量というものがあり、蓄熱してくれる材料ほど熱を蓄え後からその熱を放出しています。
ベランダなどで使用されるコンクリート・モルタル・タイルなどは蓄熱する力が大きいため、照り返しと共に昼間暖められた熱を夜間に放出します。
これを防ぐため、ベランダにウッドデッキを敷くのも効果的です。
ホームセンターなどで手軽に敷けるものから、本格的なタイプまで、様々なものが出ています。
ウッドデッキを敷く事で室内との一体感も生まれ、アウトドアリビングとして利用する事も可能です。

○風を通す。

風が抜けるには出口が必要です。細かい間仕切りで仕切られてしまうと風が抜けなくなってしまうので、ドアストッパーなどで開けた扉を固定したり、引き違いのフスマ戸などは外してしまっても良いかもしれません。
(※賃貸の場合は後で現状復帰できるよう、扉やドアの金具を保存しておいてくださいね。)
室内の間仕切りを外したら、間取りの中で対角になるような窓を開けてみてください。風の通り道ができた室内を風が抜けていくハズです。
また、扇風機は風を排出するために利用できるので、風の入口になるバルコニー側に置き、風を排出します。(窓を背に扇風機を置いてくださいね)
扇風機は風を排出し、新たな風を呼んでくれます。
また風が流れ、壁をつたうことで壁面の熱を奪うので、壁から出る熱の放出を抑える効果も期待できます。

○壁を冷やす。

ツタの絡まる家の代わりに、住まいの外壁にヨシズを立てかけてみてください。
マンションなど高層階の方は風に飛ばされないよう注意も必要ですが、直接当たる日光をヨシズが遮るため、外壁の表面温度が下がり室温の上昇を抑えてくれるのです。
さらに可能であれば、時々ヨシズやすだれに水を掛けると涼しさ倍増!
緑のカーテンで起こる、植物の「蒸散」効果と同じように、水のカーテンで外気の輻射熱を防いでくれます。

○床を冷やす。

素材や物体の持つ熱容量の違いを利用してみます。
「熱」というエネルギーは、移動して熱くなったり冷たくなったりしています。
浴室のタイルにひやっとした瞬間に足裏の熱がタイルに移動(奪われるとも云いますね)しているのですが、
熱の総量は変わらずに同じ熱量になるまで熱量の移動が続くため、私たちは冬場にひやっとしたり、夏場に気持ち良く感じたりしています。
猫が、夏の暑い日に家の中の一番涼しい所に寝そべっているのは、自分の熱を奪ってくれる、冷たいフローリングだったり、風通りの良い場所だったりしますよね。
フローリングの床は、木材の持つ比重で若干体感温度が変わりますが(堅い木は冷たく感じ、柔らかい木は暖かく感じるなど)、無垢材のフローリングならばサラサラした状態を保てるので、猫も喜ぶ素材です。
タイルや石は熱容量が大きいので、夏場には気持ち良い素材のひとつです。その熱容量を利用して床暖房と併用させて冬は暖かく、夏は涼しく暮らすことも可能です。

上記でうちの事務所で実践しているのは、日よけ・床材変更・間仕切り取り外し・ベランダのデッキ材です。

残念ながら扇風機が無いのですが、北側と南側の窓を開けると風がよく抜けてくれます。

が!天井面・壁面の温度が30度を少し超えてしまうと、やはり作業するのにはしんどいのでエアコンをつけてしまいます・・・断熱がきちんとされていれば、だいぶ違うと思うのですけれど。

皆さんも無理ない範囲で、快適な夏の暮らしを楽しんでくださいね。

 

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2011/05/18

風を愛でる~谷を眺めるアトリエの五月

今年も新緑の季節がやってきました。

事務所の中庭も気付けば緑がこんもりと。

「谷を眺めるアトリエ」はゆっくりと進行中。外壁が張られ、一部木製サッシのガラス待ちです。

絵を描くために安定した光を採り入れる北側の窓。

RIMG6845 
 エアコンの苦手な施主は真夏も通風だけで過ごしたいとの希望だったので、北の窓は段窓として地窓にしました。

そして谷を眺める窓。

RIMG6850 
 室内から木々の揺れ動く様を見ていると、風を眺めているようでもあるなぁと感じました。

薫風という言葉がピッタリな景色です。

 

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2011/04/26

お日さまの力を借りる~ソーラー補助暖房

20110404ソーラー
 春らしい陽気かと思えば、竜巻が起きた地域や雹が降った地域もあるようですね。不安定な天気といえば、春らしいのかもしれませんが、いろいろな自然災害は弱り目に祟り目のようで、心が痛みます。

少し前に、セルローズファイバー(断熱材)メーカーのマツナガの営業マンがソーラーの補助暖房のサンプルを持ってきてくれました。(写真)

写真左の面を太陽に当てると、写真右のファンが動き出し内部に暖かい空気を取り込んでくれます。(建物の外壁面利用)

デンマーク製の商品だそうですが、自動運転で電気代がかからないのは、電力の事を真剣に考えなければいけない今、評価できると思いました。

ただ、タイトルに「補助」とあるようにほんのり暖かい空気が出てくるだけですので、OMソーラーのような全館暖房は期待できませんし、もちろん太陽の出ていない時には作動しません(汗)。

断熱と気密をしっかりさせた住宅で、パッシブの考え方を採り入れるとそれなりに暖かい住まいは作れるのですが、後付けもできるとの事なので、リフォームなどで使用できそうですよね。ちなみに夏場に作動を止めるための、コントローラーなどが付いています。

北海道のような雪反射を利用した太陽光利用では、とても良い成績が出ているそうですよ。

この原理で給排気ができないかなーと、考えています。

ソーラーウォーマー:畳約1畳分のサイズで、20万位とか。まだ高いですね。

 

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2010/12/20

芝屋根事務所と干し野菜

ラジオから連日クリスマスソングが流れてきますね♪

何か予定があるわけでなくても、ちょっとソワソワします。息子はイヴにレストランを予約したとか。クリスマスデート・・・そんな事もあったなぁ。(遠い目)

さてさて、週末はつくばにある「けんちく工房邑(ゆう)」さんを訪れました。

設計施工の会社ですが施工だけでも請け負っていらっしゃるとの事で、施主紹介で大変無理なお願いをしに初めてお伺いしました。Shiba2

駅まで迎えに来ていただける・・・との事でしたが、初めてでわかるかなという杞憂も何のその。目の前に「芝屋根の車!!」のどかな田園地帯に広大な敷地と、元豚舎を改修したという芝屋根の事務所!別棟では体験宿泊もできるそうです。

芝屋根は断熱効果も高く、真夏の冷房負荷を軽減するのにも役立ちます。夏の最上階の室温上昇も抑えられますし、どちらかと云えば都会にこそ芝屋根を!と、常々考えているのですが、残念ながらまだ実現させた事はありません。そんな事を話していたら、設計者側がもっと提案していかないと・・・と、事務所取締の方に言われてしまいました。本当にそうですね。真近で見て感じたのは、フラットな屋上緑化よりも芝屋根が好きだな、私・・・・とう事。

Shiba 
 でも、都会の密集した地域では、その芝屋根があまり見えない?という難点も。仕様としては、屋根防水の上に防根シートを敷いて土を入れているそうです。

大変憂鬱になりそうなご相談に応じていただき、翌日のお日様を見ていたら、急遽干し野菜を作りたくなってしまいました。あの田園風景の芝屋根を思い出しながら、大根や白菜を干してみました。

写真1 写真2 

昨夜の我が家は、干し大根のステーキ、白菜のスープ、とんかつ・・・・干し大根は甘くて、少しの塩とオリーブオイルで絶品に。豊かな気持ちにさせてくれた、芝屋根とお日様の力に感謝☆

けんちく工房邑(ゆう):茨城県つくば市沼崎855

一般の施主向けに各種イベントをされているそうです。自然素材・芝屋根に興味のある方は是非。

 

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2010/11/02

これぞ断熱技術!シャトルシェフ、省エネ調理のススメ

以前から興味のあったシャトルシェフ。

私は長い事、圧力鍋派だったため、特に必要性を感じてはいなかったのですが・・・

ずっと愛用していたフィスラーの圧力鍋が壊れ、急場しのぎにものすごーく安い無名の圧力鍋を購入しました。(サンキュッパ)

これが、安かろう悪かろうな品物で(そんなの買うなーって話ですよね)、不満が募り、とは言え新しい圧力鍋を購入するには忍びなく・・・

というタイミングで、妹が抜群に美味しいおでんを作ったとかで、実家の母がある日絶賛しておりました。

どうやらシャトルシェフで調理したという事が判明し、俄然欲しくなってしまった私。

とうとう先月、購入してしまいました。

シャトルシェフとは商品名ですが、保温できる外鍋に、ステンレス製の内鍋が付いて一つの調理器具として使用します。要は「魔法瓶鍋」です。

内鍋で調理し、ある程度沸騰させてから鍋ごと外鍋の中に・・・・Uti

後は待つ事のみ。断熱の効いた外鍋の中で、じんわ~りと味が浸みていきます。

 これが・・・・めちゃめちゃ美味しいのです!鶏肉も里芋も大根も・・・味の浸み方が圧力鍋とは違います。

 

 

 

 

圧力鍋のようにすぐには出来ないので、私は朝食を用意しながらシャトルシェフで夕食用のおかずを作っていますが、我が家の9時10時の夕食時にも、まだ温かく、そのままいただけます。

エネルギーも最初の沸騰させる時に使用するだけなので、省エネ♪

すごいすごいーと、我が家では今、大ヒット中(笑)。

そして感じた事ですが・・・

これって建物の断熱の説明に使えるなぁ・・・なんて。

シャトルシェフは、云わば外断熱です。少ないエネルギーで、いつまでも保温が効くように、住まいの断熱も弱い暖房で、または最初に暖めてすぐにスイッチを切ってしまう。

これは夏にも言えて、エアコンを少しだけ効かせておく事も、逆に屋根断熱で日射をさえぎり窓を開けて通風させて過ごす事も快適さに繋がります。

高断熱にすると、身体が弱る・・・と、まことしやかに云う方もいらっしゃいますが、窓を閉めて過ごさなければいけない訳ではないので、開けたり閉めたりしながら自分が快適に思える過ごし方をすれば良いだけです。

とは云え、関東でドイツや北海道並みの断熱は必要ないのでは・・・とも感じています。

でも・・・施主のお宅にシャトルシェフを持参するのも何ですね(笑)。料理付き?

Soto 
 
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2010/07/27

いごこちのいい場所探し~こども住まいの探検隊!

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日曜日、世田谷にある次大夫堀公園民家園に行ってきました。

世田谷区主催の「すまい・まち学習プログラム」の一環、「こども住まいの探検隊」のお手伝いとして。

本当は今年受講している、宿谷先生の環境セミナー主催のオイコスさんが「夏の民家園に行こう!」という企画を立てており、そのサポーターのハズだったのですが・・・・

いつの間にやら、区のイベントを協力することに。

私は世田谷区民ではないので知りませんでしたが、区民主体のまちづくりを目指して、このようなワークショップを行っているようです。

今回は「古民家編-夏いごこちのいい場所をみつけよう」と銘打って、古民家内で「自分の気持ちよく感じる場所」を探してもらいました。

私の担当班には、小学2年のあゆむ君、5年のみゆう君、がい君と可愛い行動派の男子3人。お母様とお父様が一人づつの計5名。

「正解を求めるのではなく、体感した事から考えてもらえるよう、サポートしてください。」

事前にそう云われていたのですが、意外と難しい面もあり、けれど子供達の発見や感覚に教えられた事、私自身も発見があり、楽しい時間を過ごせました。

まずは予想。

どこが一番気持ち良いと感じると思うか?

一番人気は「土間」。次が縁側のある東南の角部屋。

そして古民家の外部にて、気温・湿度を予想してみたり、放射温度計にて地面や壁の表面温度を測ってみます。

放射温度計は大人も子供も、興味津々。

日なたの地面は55度近くあり、壁面も30度越え。

それが土間の床は33度位と、ぐっと低くなります。

気持ち良く感じるのは、その表面温度が低い所なのか?

我が班の子供達は「風が通るところが気持ちいいっ!」と気付き始めました。

事前に課題が与えられ、それをクリアしてから、どの班も考察。

Sagyo 
  まとめの作業をするのですが・・・正直、2年生には難しいのでは?と思ったのですが、どっこい素晴らしい小学生達。

一緒に話をしていると、どんどん感想を述べ、そして素直に書き込んでいきます。

す、すごい・・・

皆、優秀?

まとめているうちに、あゆむ君だけ「式台」が気持ち良いと予測していたので、「ほんと?」と、確かめに・・・

意外と気持ち良く、またまたここで「何で何で?」と見回しているうちに、「屋根が大きいからじゃないのー?(軒の出が大きい)」「あ、かげがあるから!」「風も通るよ!」と、新たな気付き。

土間は「天井が高いから涼しい」と話しつつ、「じゃ、板の間はどうして涼しくなかったのかなー」と、またまた確かめに行く事に(笑)。

東南の角部屋は、畳の部屋。

天井はそれほど高くないのに「何故、気持ち良い?」。

ヒントをひとつ。

「外も見てみて」

「あー池があるっ!ここで冷やされた風が入ってくるんじゃない?」

などなど、子供達の反応の良さというか、素直さに感動しました。

彼らの家は、都会の一戸建て。

家に畳の部屋はないそうです。

古民家と自分の家、どっちが気持ち良い?と尋ねると、、、、

全員「自分の家ー!!!だって、エアコンあるもん」ガクっ。

エアコンが無ければ、古民家だそうです(苦笑)。

彼らの考察は

◎風は出口がないと、通らない。

◎床は冷たいだけではダメ。

◎風が通る家は気持ちいい。

◎土間は涼しいけれど、ゴロンと休む場所がない。(気持ちいいには、ゴロンが必須)

◎居心地の良い場所は、時間によって変わる。

現代の家に民家の知恵を活かすには・・・との問いには、

◎風の通る、反対側の窓をつくる。

◎軒を大きくとる。

と、立派な発表をしてくれました。

ちょっと親ばかならぬ、サポーターばか?

子供たちとの関わり・・・発見と楽しさで、また体験してみたいです。

Map2 この日発見してくれた事は、そのまま住まいづくりに活かせる事ばかり。

いつか彼らが住まいを持つ年頃になった時に、いろいろ考えてくれると嬉しいです。

断熱材についても、何かヒントをあげたかったなぁ。
*************************************************************************

次大夫堀公園は小田急線成城学園前駅より、徒歩15分

23区内?と思われるような、緑豊かな中に小さな昔の村があります。

自主活動で、藍染めや鍛冶・木挽きなどもやっており、古民家好きでなくとも楽しめますよ♪


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2010/06/01

最新サッシ事情はコンビニへ?

先日はオイコス2回目、宿谷先生の環境セミナーでした。

エネルギーの定義というか、熱量を交換している概念をわかりやすく実験してくれ、まるで「でんじろう先生」のような宿谷先生。

その際、印象に残った話は空の温度と、サッシの話。

空の温度については、暮らしと家のオンドさんが書いてくださっているので、そちらをご参照くださいね。

サッシについては、シングル、ペア、トリプルサッシでの結露の様子の話で、サッシの最先端利用はコンビニの冷凍庫の扉だとか。

「まったく結露してないでしょ?」の言葉に、そういえば・・・・

すぐに確認したくなる私。

コンビニへ行って参りました。

購入しないのに、アイスケースの扉を開け手を入れる。

もちろん、冷たい。

閉じてみる。

ガラスは隅の方も曇っておらず、結露していませんでした。

ガラスの表面温度は、計っていませんが触ると結構温か。

室温(お店側)に影響されている模様です。

ペアガラスに見えたのですが、トリプルなのでしょうか。

今現在、トリプルサッシを利用している住宅は、多くはありません。

普及するのかな?という疑問と共に・・・

まだシングルが一般的だった10年ちょっと前にペアガラスは少し高価なモノでしたが、今では標準になっている事を考えると、そう遠くはない将来、トリプルサッシが標準になるのだろうかとも。

ちなみに、トリプルサッシ製作に費やすエネルギーは、3か月使用することで相殺できるそうです。

今話題の電子書籍に、何となく抵抗したくなる気持ちと、トリプルサッシに対する抵抗感・・・・

どこか似ている気がするのは、私だけでしょうか。

さすがに、コンビニで写真は撮れませんでした・・・(笑)


 

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2010/03/27

快適さって何だろう?

 

昨日、南先生のお誘いでBB研究会(ベストバランス研究会という名の、高気密・高断熱の勉強会だそうです。)が行うオープンセミナーに参加させていただきました。

「BB健康住宅考」というテーマで、田辺新一先生のお話と南先生、田辺先生の対談。

田辺先生からはイギリスの-住宅における健康評価-制度について説明がありました。

イギリスではかかりつけ医にかからないと、総合病院などでは診てもらえないため、各人の健康データと住宅の建築年度などの情報がZIPCODEとストリート名などとリンクしているそうです。また、その住宅の危険度の判定も専門の検査員により、判定されデータが蓄積されているそう。

ここで云う「危険度」は耐震や雨漏りなどの事だけではなくて・・・・健康や安全に関しての危険度!というのが画期的でした。

住宅の構造や環境におけるリスク・・・例えば、転びやすい階段であったり、温度差の激しい浴室などを判定する事で、重大なランクの家は修繕する義務があり、低所得者や高齢者などにはローン優遇などの措置もあるそう。

それらはデータで統計を取ったものを利用しているので、日本のように「大きな事故」があって慌てて対象物の全面排除をするような事にはならない・・・という話が印象的です。

この話と同時に、イギリスの最先端エコ住宅の説明もあったのですが・・・南先生との対談でもありましたが、快適さって何だろう?と、考えてしまいました。

日本人は窓を開けて風を通す事を「気持ち良い」と感じますが、そうは思わない国の人もいるとか、気流OKの民族、ダメな民族、体感温度も人により国により、様々。

お風呂の話にもなりましたが、シャワーだけで済ます民族性、お風呂の大好きな日本人。省エネならばお風呂で使用する水の量も考えなければ、世界に遅れるのでは?という質疑なども出ていました。

何を快適とするのかは、科学だけでは語れないような。

環境や人種で、同じ人種でも体質が違っていたり。

「世界基準のいい家を作る」の森みわさんもいらしていて、南先生の断熱論と森さんの断熱論、これも両方聞き、どちらも正しいと思うと、何をしたいのか・・・・?と、自問自答する自分がいたりします(笑)。

結局は自分が設計する上で何を目指し、どこに基準を置くのか・・・に尽きるのかなぁ?と思うのですが、、、

高温多湿の日本の夏でエアコンをあまり利用しなくて済む、風の抜ける家。

真冬に陽だまりのようにぬくぬくした家。日中は照明を点けなくても程よい明るさを保てる室内。

落ち着いたインテリア。

そこで日々の暮らしを楽しんでいける家。・・・・

昨日はまた新たな出会いがあり、興味深い会でした。

BB研究会の皆さま、ありがとうございました♪

 

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2010/02/08

電磁波、、、便利な生活の裏側で。

tsu

昨春、我が家の次男が高校入学した時に「携帯基地局設置について」というプリントをいただきました。

比較的広い敷地を持つ高校内に携帯基地局を建てる事になっていたようで、既に説明会が行われ、要領を得ない回答に保留事項となっていたらしく、その経過説明のプリントでした。

高圧線の近くで、ある種の小児白血病(全てのタイプでは、ないらしい)の発症率が高い・・・と、以前聞いたことがありましたが、携帯基地ってどうなのだろう???というのが、正直なところ。学校で過ごす時間は長いので、無ければその方が有り難いのだけど・・・・と、動向が気になっているうちに、PTAの方や校長先生が携帯会社に設置説明を求めてくれ、時間がかかり過ぎると判断した携帯会社から「この場所での設置見送り」という連絡が来たとのこと。

これが、昨夏のコト。

先日、知人の建築家の方から「電磁波公害を知るための電磁波測定会と説明会」のお知らせというチラシをいただきました。携帯基地局が出来てから、近隣の方々に健康被害が出ているとか・・・・体調不良や植物・小動物の奇形などが起きているとか・・・・

風力発電の風車の出す周波数により、健康被害に遭われている方がいらっしゃるのは聞いたことがありましたが、携帯基地局でも、健康被害が出ている・・・・

携帯のない世界・・・・というのは、これだけ便利になってしまった今、考えらえない事でもあるのですが、実際に苦しんでいる方々がいるという現実。深く考えさせられてしまいます。

電磁波は、蛍光灯やTVなどの家電からも出ていますし、IHや携帯からも出ています。全てを止める生活は、もちろんできないのですが、日々の暮らしと繋がるだけに、難しい問題でもあります。

参考に・・・とチラシを送ってくださった建築家の方は、ご自宅で電磁波を遮断する工夫をされ、お子さんたちが元気を取り戻したそうです。

その方法とは。

◎室内の下地に、アルミシートを張る。

◎窓ガラスはLOW-Eガラスとする。

もちろん、仕上げは自然素材とのこと。

科学の進歩で、電磁波を出さない携帯基地とか、送電ロスも少なく、高圧でもない送電方法とか、そんなものが出来ればいいのに・・・と、願います。

今のところ、やはりお日様のエネルギーが一番大きいのでしょうか。

Tさん、ありがとうございました。

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2010/02/05

住宅版エコポイントと長期優良住宅

昨日はNCN主催の住宅政策セミナーに行ってきました。

現在、長期優良住宅、エコポイント、省エネ改修、、、、いろいろな施策が行われており、情報の収集に迷う事も多かったのですが、昨日のセミナーで今までモヤっとしていたことがスッキリ整理され、これからの設計事務所として施主に何を伝えるべきか・・・が、ハッキリしてきたように思いました。

クラシカメンバーのいいひ住まいの設計舎さん、アトリエオンドさんも出席されていたので詳細は「クラシカ隊がゆく!」でもお伝えしようと思います。

まずは今年、住宅の新築・リフォームを考えていらっしゃる方には、朗報がある・・・という事を。

住宅版エコポイントについては、いいひさんがとてもわかりやすくブログUPされていたので、ここではエコリフォームをまとめますね。

まずは、

工事の時期

→平成22年1月1日~12月31日に工事着手したもの(平成22年1月28日以降に工事完了したものに限ります)

対象となる工事内容

1、窓の断熱改修

2、外壁、屋根、天井又は床の断熱改修

3、バリアフリー改修


さて、どれくらいのポイント?

発行ポイント数

新築と違い、エコリフォームは工事個所によりポイントが付き、最大300,000ポイントが限度となります。

この場合、1と2に対してポイントが付くのですが、ついでに!と一緒にバリアフリー改修をした場合にのみ、3にもポイントが付きます。(但し、3については50,000ポイントが上限なので、断熱リフォームで300,000ポイント分になってしまった場合は、利用できません)

具体的に何をどうするのか?

◎1、窓の断熱とは

二重サッシ、複層ガラスへの交換(ガラスのみの交換も可)

◎2、外壁、屋根、天井又は床の断熱改修とは

ノンフロン、認定を受けた断熱材を使用すること。

◎3、バリアフリー改修とは

手すり設置、段差解消などの工事をすること。

申請方法は?

申請期限

平成23年3月31日までです。

注意点は?

◎断熱材のリフォームは工事中の写真が必要です。あらかじめ、工務店さんや設計者にエコポイントを利用することを伝えてください。写真は申請者本人の撮影でも構いませんが、断熱材はボード類を張ってしまうと見えなくなるので、注意が必要です!

さて、エコリフォームをしてエコポイントをもらったら、所得税の特別控除・固定資産税の減額措置の申告もお忘れなく!(各種条件あり)

昨日の勉強会中「法を知らないものには、何もしてくれない」という言葉がありましたが、知らないと損をしてしまうなんて、もったいない!ので、リフォームをご検討中の方は是非断熱の事も考えてみてください。

断熱性能が上がることで、冷暖房費、そしてCO2の削減にもつながりますよ。

 

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2010/01/12

曇天の夕暮れと断熱の話

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成人式の今日、東京は時々薄日が射すものの、曇天で寒い一日でした。

こんなお天気の日は「キリンジ」の「エイリアン」が聴きたくなるなぁ・・・と、息子に貸したままだったCDの事を思い出していたら、FMから「エイリアン」が流れてきました。切ないメロディと、いつまでたっても暖まらない事務所。

でも、この曲は暖かい部屋でぬくぬくとしながら聴くのは、ちょっと違うかもしれない。そういえば、寒い小雨の日にも聴きたくなるなぁ・・・そんな事を考えて仕事をしていました。

うちの事務所は古いRC造。断熱材は当然「内断熱」です(入っているのだと、思います)。コンクリートは蓄熱するまでに時間がかかるので、事務所のように夜は空けている空間では、暖まるまでに時間がかかります。

最近、CMなどでもおなじみの「外張り断熱」(木造では、こう呼びます。RCでは外断熱)。RC造で外断熱を施すと、底冷えが和らぐ・・・というのが、私の体感です。現場検査などに行った時の「冷え」が全く違うのです。

けれど、外断熱は全館暖房が基本なので、どの物件にも適応できるかというと、そうでもありません。

今、設計しているRC造の物件は、静岡県という地域と「別荘」という条件のため、内断熱としました。たまに行く場所で、コンクリートに蓄熱させた頃には帰宅する・・・という不都合が生じるためなのですが、断熱もケースバイケースで考えていかなければなりませんね。

木造で外張り断熱を行う場合も、そのメリットを最大限に活かすには全館暖房(各部屋ごとの間欠暖房ではないという意味です)が良いのですが、部屋を細かく仕切ってしまうと、あまり意味がなくなってしまうので注意が必要です。

私は、個人的には関東地域では「充填断熱」(木造の場合は、こう呼びます)でも、充分ではないかと思うのですが、RC造の住宅は、外断熱をお勧めしたいと思います。

けれど、先日の鳩山首相の「温暖化ガス25%削減(対1990年比)」 宣言もあり、日本の住宅の断熱仕様にも変化がありそうです。

このあたり・・・これから動向など、気になるところですね。


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2009/11/19

たこ焼きと断熱

すまい塾のご縁で親しくなった、いいひすまいの設計舎坪木(牛尾)さん、アトリエオンド大島さん達と、南雄三先生の仕事場訪問をさせていただきました。

 Tako
 

「たこ焼きの材料持参」という指示が出ており、近くのスーパーで食材購入。

既に暗くなってしまった住宅街に、左官仕上げの外壁と板塀の素敵な住宅が現れ、同じ敷地の道路に面した場所に、先生の事務所はありました。

こじんまりとした空間は、執務スペースと打合せスペース、それに作業台兼キッチンコーナーの3つで構成され、なんとなく茶の間の体をなし、落ち着く隠れ家のようです。

Minami-02 先生の執務スペース。

片流れの屋根勾配をそのまま利用し、天井の低さが執務時に程よいホールド感をもたらしていました。

天井高さを考える時の、良いお手本のような・・・

ヒューマンスケールの大切さをここで改めて感じました。



事務所は新築とのことですが、母屋は大正時代の建物を断熱・気密リフォームして使用しているそうです。そんな母屋も見てみたかったのですが、帰り際に外観だけ拝見。外断熱仕様との事ですが、左官仕上げの外壁に、そのあたりの事もいつか伺ってみたいと思います。

さて事務所も外断熱(正確には外張り断熱)、そして屋根緑化。

6坪程の室内は、電気蓄熱式のヒーターのみで暖房されていましたが暖かい!誰かが出入りし、玄関ドアが開くと外気温が驚く程低い事に気づかされ、室内がとても暖かいのだと感じる心地よい暖かさ。

口に頬張ったたこ焼きの中身が熱くて驚く・・・・みたいな(笑)。こちらは、熱すぎですが、南先生の事務所は温い気持ち良さ。気になっていた、基礎断熱の事なども少し伺い納得。

Hifumi タタキ部分が一二三石仕上げのようになっていたので、ひび割れないのか伺ったところ、過乾燥気味になるので時々水をまくとのこと。確かに、温度は気持ち良かったのですが、私は少し鼻が乾きました。


本当は、3社で立ち上げる予定のサイトでの企画として訪問させていただいたのですが、すっかり南先生のペース?にハマり、楽しく海外放浪記録を読み、世界の街角のスライド上映を堪能し、時間が過ぎて行ったのでした。

南先生、ありがとうございました。

願わくば・・・今度は明るいうちに、母屋も含めその環境住宅を見学させていただきたいです!

 

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2008/05/22

断熱のはなし

昨日はSE構法のNCNさんが主催する、「すまい塾」の講習に行ってきました。講師が南雄三さんという住宅技術評論家の方で、「断熱・気密のすべて」という著書を読んでから、一度お話を聞いて見たいと思っていたので、案内をいただき、すぐ申し込みしたのですが・・・

気合が入っていた割には、1回目の講義は既に施主との打ち合わせが入っており、泣く泣くキャンセルしたのでした。ですので、初めての講義!

3時間(南先生のお話は、2時間半)が、あっという間でした。南先生の話術の巧みさと、興味深い内容に、「もう終わり?」と、時計を見て驚いた程です。南先生自体は、外張り断熱を推奨されている方ですが、いろいろな考え方があるので、納得済みならば他の断熱工法も否定はしない・・・という、柔軟な方でした。

私は断熱に関して、予算や使い方(住宅の)も含めて、ケースバイケースなのでは・・・と思っている方なので共感できる部分も多く、もっとお話を聞きたいと思いました。次回が楽しみです。

昨日は受講生の交流会もあり、素敵な意欲のある設計事務所の方とも多く知り合え、有意義でした。これを機に、大きな輪が広がると良いな・・・と思いつつ。

2007/06/29

鉄骨にシロアリ?!

ある日曜日、父が近所の畳職人から声を掛けられ、これまたご近所のお宅へ出かけて行きました。

私の父は数年前に引退を決め込み、母と二人で田舎に戻り悠々自適な日々を送る予定でした。ところが母が緑内障を発症し、片目失明・もう片方の視野もどんどん欠けていくので、住み慣れた東京を離れる事を断念したのです。

東京でご隠居か?と思われたのですが、「どこにも属さない何でもできる大工」は重宝らしく、昔のお得意さんから始まり、口コミで仕事がつながり、暇なときには田舎で畑仕事をする・・・という、ささやかな夢もままならない日々となりました。

さて、件のお宅は重量鉄骨造の一戸建。鉄骨なので、地面と1階床レベルがほぼ同じという仕上げだったそうですが、なんと!造作材がシロアリの被害を受けていたそうです。木造ではないので防蟻処理をしていませんし、造作材だけやられてしまったとのことでした。

湿気と結露からシロアリを呼んでしまったようですが、実はフローリングを張り替えたばかりだったとか。父曰く「気づかない施工会社なんて・・・」と。良心的に仕事をしてくれる業者を選ばないと、後々大変です。

湿気対策には、先日の民家の勉強会で珪藻砂という良い商品を教えてもらいました。今回、使用するつもりで検討中です。

2006/12/21

化学物質過敏症

建築士の友人から、久しぶりに連絡が来ました。

彼女は化学物質過敏症になったので、休業中なのだとか。

まだ、シックハウスの規制がなかった頃ですが、マンション内覧会に同行した際に、室内に入るや気分が悪くなったことが私にもあります。ビニールクロスと、その接着剤の匂いに体が反応したようで、外に出たら何ともなくなってしまったのですが、そのとき身体に悪いものは使いたくない。と、思いました。

彼女の話では、花粉症のようにある日突然やってきた感じだそうです。蕁麻疹と呼吸困難、体のむくみが主な症状とのことです。

彼女の話を聞いていたら、抗酸化工法という言葉が何回も出てきたので、根堀葉堀聞いてみたのですが・・・

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